TrafficSentinelバージョン8.1 日本語版リリースのご案内

TrafficSentinelバージョン8.1 日本語版リリースのご案内

2018年1月: InMon Traffic Sentinel 8.1 (日本語版) がリリースされました。保守契約ユーザ様は、無償でアップグレードが可能です。

新機能・改良/変更点:

  1. サークルチャートの拡大(Zoom)
  2. 分単位カウンター
  3. Linux systemd サービス
  4. Delay / Loss / Jitter の計測
  5. ブックマーク用URLの生成
  6. NetFlow設定のトラブルシューティング
  7. 新しい認証権限の追加: Analyst
  8. RESI API ブラウザー

    サークルチャートの拡大(Zoom)

    虫眼鏡機能によりサークルチャートを拡大(Zoom)し、ノードやトラフィック・ラインを容易に選択できるようになりました。:

    分単位カウンター

    ストリーミング・テレメトリとポーリングされたカウンタを、別々に処理できるようになり、常に、最新の分単位の値が得られます。つまり、カウンタ・ポーリングの粒度をストリーミング・テレメトリ・データにより分単位化します。これにより、これらの数値を他のツールに簡単かつ効率的に供給することができ、何千ものカウンターを表していたダッシュボードチャートが必要なくなります。:

    Linux systemd サービス

    ネットワーク全体の配置されたLinuxホスト内の個々のサービスを監視することで、サーバーのパフォーマンスのより深い可視化を提供します。そのサービスは、仮想マシン・Dockerコンテナ・Java JVMと同様に、TrafficSentinel内で表示されます。サービスは、仮想マシン、Dockerコンテナ、またはJava JVMと同じ方法でTraffic Sentinelに表示されます。共有した名称付けによって、ホットスポットの検索、ネットワーク全体でのパフォーマンスを描くための強力な方法となります。実現するには、サーバーで、 “systemd{}” 機能をenabledにし、hsflowd 2.0.7 以降のインストールが必要です。 :

    Delay / Loss / Jitter の計測

    エンドツーエンドでのDelay(遅延)・Loss(損失)・ジッタ(Jitter)の正確な監視には、通常、ネットワーク機器やプローブのような追加導入するハードウェア・アシスタンスが必要です。しかし、実際にはネットワーク内のクライアントやサーバーのようなTCP接続エンドポイントで、常にこれらの値を推定しています。 Linuxホスト上でhsflowd 2.0.5以降が実行されている場合、これらの測定値はsFlowフィードとして収集されます。ネットワーク負荷に余計なテストトラフィックを追加することなく、実際のトラフィックによって計測される遅延をプロファイルできるようになりました。:

    ブックマーク用URLの生成

    トラフィック> TopNなどのインタラクティブなページは、現在の全ての設定をURLパスとして生成し、ブックマークする事が出来ます。これは、右上の新たなアイコンをクリックするだけで可能です。生成されたURLは、電子メールまたはIMで保存または共有できます。:

    NetFlow設定のトラブルシューティング

    NetFlowおよびIPFIXの監視には、追加の設定が必要です。また、それらには、共通のエラーは抜けがあり、Traffic Sentinelでのデータ収集に影響を与えることがあります。多くの場合、Traffic Sentinelはこれらの誤設定を検出することができ、現在は ファイル>設定>ステータス での警告として強調表示されます。:

    新しい認証権限の追加: Analyst

    Administrator, Operator, Guestユーザに追加して、”Analyst”をユーザとして指定できるようになりました。これは、ダッシュボードやレポートのセットアップを行うユーザで、ファイル(File)>RESTとレポート>スケジュールのページにフル・アクセスする権限を必要としているユーザを意図しています。:

    RESI API ブラウザー

    ファイル> RESTページに、新たに追加された”API”ボタンから、Open APIブラウザ・ツールを起動します。これにより、追加スクリプトを簡単にテストや試用することができます。: