TrafficSentinelバージョン8.8 日本語版リリースのご案内

TrafficSentinelバージョン8.8
日本語版リリースのご案内

2023年9月:InMon Traffic Sentinel 8.8 (日本語版) がリリースされました。
保守契約ユーザ様は、無償でアップグレードが可能です。

バージョン8.8

新機能・改良/変更点:

  1. サンキー・フローをインタラクティブに変更できるエンハンスメント
  2. トラフィックの重複排除の改善
  3. Apache Tomcat 9へのアップグレード
  4. パフォーマンスとスケーラビリティの改善

サンキー・フローをインタラクティブに変更できるエンハンスメント

Traffic Sentinelには、ファイル>RESTの下に、例の “sankey2.js “ダッシュボードスクリプトが同梱されています。コピーして編集してカスタマイズしてください。レイヤーのリストは、Sankeyチャートの列を定義します。name(asn(ipsource)) “のような関数が使用できる。この新しいチャートの色は、選択されたレイヤーに従ってエンド・ツー・エンドに流れ、その選択はレイヤーの見出しをクリックすることでインタラクティブに変更できる。

Traffic Sentinelには、File>RESTに “sankey.js”ダッシュボード・スクリプト例があります。
それをコピーしてカスタマイズの為に編集してください。layersのリストは、カラムを定義します。name(asn(ipsource))などの関数が使用できます。
この新しいチャートの色は、選択されたレイヤーに従ってエンド・ツー・エンドに流れ、その選択はレイヤーの見出しをクリックすることでインタラクティブに変更できます。

// description: sankeyflows
// author: InMon
// date: 5/15/2022
// version: 1.0
// authLevel:operator
// clientJS:sankey-1.0.js
// ttl:60
// view:traffic
// resultFormat: json

// Copy this REST script to create new dashboards
// See http://www.inmon.com/tutorials8/dashboard.php

include('sankey-1.0.js');
// description: sankeyflows
// author: InMon
// date: 7/6/2023
// version: 2.0
// authLevel:operator
// clientJS:sankey-2.0.js
// ttl:60
// view:traffic
// resultFormat: json

include('sankey-2.0.js');

new Sankey({
    height: 600,
    layers: ['sourceaddress','protocol','name(asn(destinationaddress))'],
    labels: [null, null, "Destination AS"],
    selectedLayer: 1,
    value: "bps",
    interval: "last5minutes",
    colors: '#002054,#db3a34,#f0c808,#56926e,#6c4f77,#4281a4',
    refresh: true,
    where: "",
    debug: false
}).printResult();

トラフィックの重複排除の改善

JuniperまたはCiscoルーターからのNetFlowのように、仮想インターフェイス上でレポートされるトラフィックのネットワークでは、トポロジーベースの重複排除モード(QueryPlacementMode=fabric または QueryPlacementMode=fabric2)で、LAGが設定されている時に発生する可能性があるネストやインターフェイス階層よる重複を回避します。

Apache Tomcat 9 へのアップグレード

WebフロントエンドがApache Tomcat 9.0.76を使用するようになりました。

パフォーマンスとスケーラビリティの改善

PACKDB=yes という実験的なオプションがデフォルトで有効になりました。これにより、I/Oバウンドクエリのパフォーマンスが大幅に向上しました。この変更は、今日、一般的に利用可能なサーバI/Oとメモリリソースの変化を反映しています。Traffic Sentinelは、余分なCPUコア、余分なRAM、SSDディスクを最大限に活用するように設計されています。詳細については、Sentinel Performance Tuning のチュートリアルを参照してください。